「地下室にホームシアターがあって♪」
「地下室をスタジオに使っていて〜」
…建築雑誌などで出てくる憧れの地下室。
まさか我が家に導入されるとは夢にも思いませんでした。
主人のニヤニヤが止まりません。
自分の趣味部屋(しかも防音室にするとか言ってる)が作れることが嬉しくてたまらない様子です。
気持ちはわかります。わかるけどなんか悔しい。
いいさ、私だって主寝室を独り占めしてやる。
とまあそんなことは置いておいて。
さっそく間取りです。
本当は何回も変更したのですが、実施設計、見積もりまでいくことになった間取りを載せます。(手書きが大変なので変更過程は一通り書き終わったら載せるかもしれません。)
毎度手書きですいません。設計事務所の図面ってそのまま載せるとまずいかもしれないので。
一階はそんなに変わってませんが、駐車スペースを犠牲にして中庭1が1mほど広がりました。(車不要地域のため、もともと車を持っていないし買う予定もないので、迷いましたがなくしてしまいました。)
地下への階段が増えたため、パントリーが狭くなってしまいました。
リビングに造作のTVボードを置いてもらうことにしましたが、収納面での不安は消えません。
二階はけっこう変えました。
階段を上がって正面に壁一面の本棚を設置!
書斎だった部屋は子供室2に変更。
そして主寝室と子供室1、WICの配置を変更しました。
ここで子供室1に窓がなくなってしまったので、採光や換気のために東側に小さな窓をつけることになりました。
子供室1以外の部屋は全面窓なので、ちょっと不公平感がありますが。
さらに加わった防音仕様の地下一階。
ただの四角い部屋なので図面書いてませんが、主寝室より少し狭いくらいの贅沢な空間です。
そして、間取り図だけだとさっぱりわからないのですが、
一番変わったのは外観です。
前回のプランだと、ファサードがやはり高すぎて、冬場は光があまり入らず、リビングが暗くなってしまうのです。
でも低くするとなると高さのバランスによってはカッコ悪くなってしまう。
ここをどうにか解決できないものか。
主人のパース作りがまたも始まり、連日連夜試行錯誤の日々でした。
何十パターンか作っていたと思います。
こんなのだったり、
こんな感じにしてみたり。
壁が低くなったのが嫌みたいで、ルーバーで覆ってみたり、ガラスにしてみたり、本当に時間をかけて検討した部分です。
壁の高さもいろいろ変えて、光の入り具合をシミュレーションしてみたり。
レンガの素材についても、サンプルを見たり近場ですてきなレンガハウスはないか探したり。(レンガの家ってけっこうあるんですけど、なかなかこれだ!というのに巡り会えなかったです)
私は横でぼーっとしていただけですが、本気の家造りって、こんなことまでするんだ…とヤバさを実感し始めたところでした。
言葉足らずでうまく言えずもどかしいので、いつか外観だけとりあげて、主人に記事にしてもらいます!おそらく引くくらいのこだわりを披露してくれると思います。
さて、とりあえず間取りは決定したので、基礎設計は終わり、実施設計に入ることになりました。
このあたりで正式に設計監理契約を結びました。
このあと、見積もりがでてくるわけなのですが…果たして予算内におさまっているのでしょうか!?
次回、事件が起きます。