「フラット35が使えない」と言われてから数日ほどだったでしょうか。
私たちは本当に頭にきていました。
(でも私は産後すぐに40度近い高熱がでたり、手術痕が痛かったり、次女のお世話であまり記憶がありません…)
そもそもなぜフラットが使えないと言われたかというと…
こちらです。
※画像はお借りしました。
そう、普通の住宅であればほぼ100%ついているであろう、『水切り』です。
これが、我が家の図面にはなかったんですねー。
フラットには要件たくさんありますが、そのうちの一つになっていたようで。
見事に審査機関からつっこまれてしまったという訳です。
私たちがお願いした建築家の方は、とにかく余計なものが嫌いな方でして、
水切りなんてその最たるものなのでしょうね…。
デザインを損なうし、水切りがなくても大丈夫という持論を持っておられました。
なので、普段設計している建物には、水切りはついていなかったのです。
(正確に言うと、ついていたとしても、上の写真のような、いかにも水切りです、という仕様には絶対にしていないです。)
フラットの要件に対応させるために設計してくれたのですが、この水切りだけは
忘れてしまったのか、対応させられなかったのか今となってはわかりませんが、
審査機関のOKが出ない図面になってしまった、と。
なるほどねー。
…でも困るんですよね。
フラットが使いたいと何度もお願いしてきたし。
できないならできないと最初から言ってくれれば他の方法だって考えたと思うのに。
着工して上棟直前になってできませんと言われたって。
怒りMAXでございます。
これはもう設計事務所の担当者と話しても仕方ないので、建築家本人と話さないと、と思い連絡をしてみました。
すると、
建築家「そんなものはどうにでもなりますから。」
…
えーーーー!?
なにそれなにそれ。
別になんとかなるってこと?フラット借りられるの?
担当者が話していたのはなんだったの?
この数日いろいろ考えてすっごい不安だったんですけど。
あっさりと「なんとかなる」と言われてしまい一気に力が抜けました…。
…よく考えると(よく考えなくても)、
まず担当者が建築家に相談していたらそこで解決していたんじゃないの?
なぜ対応策も考えずに先に施主へ連絡しちゃうかなあ。
普段あまり連絡してこないのにこういうときだけ急いで連絡するなんて。
一番解せない部分でした!!!!
という訳で、急いで図面やらを直してもらい、無事審査は通りました。
なんともお粗末な顛末です。
ここでも二週間くらいロスしたんですよねー。
どんどん遅れていく…。
↓↓↓記事を書く励みになります!よろしければ下のボタンをクリックしてくださいませ!↓↓↓