我が家は隠蔽配管を採用しています。
(というか建築家のデフォルトでした。)
雨樋や、エアコンの配管など、全て壁の中に隠れているのです。
こんな感じに、外に出ているのは給排気口だけ。
エアコンの室外機等は、見えにくいところに固めて置いてあります。
なので置いてあるところはごっちゃごちゃなのですが。
隠蔽配管は、非常にすっきりとした外観になるので、とても満足しています。
…が、
壁の内部で何かしらの破損なり故障なり起こった場合の対処法が恐ろしすぎるので、
正直あまりお勧めはしません。
というのも、先週エアコンの設置工事がありまして。
(リビングと寝室は引越し前に別途取り付けておきました。)
朝の9時半から工事がスタート。
午前中には終わりますよーと言われていたので、そのつもりでいたのですが…
お昼をまわっても一向に終わる気配がありません。
14時を過ぎても終わりません。
このままでは外出もできないし、落ち着かないし、
さすがにかかりすぎだろうと思っていると、工務店から電話が。
「すみません、今エアコン工事やられていると思うんですが…どうやら、
ガス(冷媒)が漏れているみたいで…。」
ガスが漏れている…?
え?どこから??
「壁の中の配管から漏れているみたいで…。」
はああああーーー???
ねえねえ、今壁の中って言った?
うちさ、新築だよね?配管だって新しいよね?
なのになんで漏れるのよ。
っていうかどうやって直すのよーー!?
「漏れている箇所がまだ特定できていないのですが、とりあえず外壁をはつって(削って)、
漏れているのがかなり内部であれば、中の壁を一旦壊して、修理することになるかと…」
ぽかーん。
開いた口が塞がらないとはこのことです。
さすがの私もこれにはキレそうになりましたが、まだ状況が不確定なので、
なんとかこらえながら通話を終えました。
その後、工事をしてくれているお兄さんに改めて話を聞いたところ、
ガスが漏れているのはどうやらかなり出口に近いところらしいことがわかりました。
(上の写真でいうと右上の、配管が束ねられて壁から出ている箇所付近)
それであれば、内部の壁まで壊さなくても修理は可能らしいですが、外壁はやはり少しはつるとのこと。
…テンション下がりますね。本当に。
エアコンはつかないし、修理しないといけないし。
築10年とかならまだしも、まだ新築なんですけどね…。
とまあこんなことも起こりますので、こだわらないのであれば、
隠蔽配管はお勧めいたしません!
これからのメンテナンスが恐ろしすぎる〜!!
(ただし、ちゃんと施工がされているのであれば、雨樋や配管等は、紫外線や風雨にさらされることもないので何十年かはちゃんともつようです。)
以上、隠蔽配管の怖さを思い知ったお話でした。
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