有名建築家に依頼して注文住宅が出来るまで

ローコストではないものの、予算ぎりぎりのこだわりの家造り。完成までの苦労話や注意点などをご紹介。2015年8月完成しました。

住宅ローンが借りられない!?事件



基礎工事が無事終わり、とうとう上棟も目前に迫ってきました!

ついに家の形ができてくるんだ!どんな感じになるのか楽しみでなりませんでした。

 

基礎工事が終わったのが2014年11月始め頃。

上棟は、木材のプレカットが少し遅れているので、11月中旬から下旬かなという話でした。

当時私は次女妊娠中の臨月で、予定帝王切開の日が既に決まっていたため、

「ちょうど出産と重なりそうだから上棟するところは見られないなあ」と少し残念に思っていました。

 

 

…あれは出産の前々日くらいだったと思います。

事件が起きたのです。

 

その日、主人の元へ設計事務所から連絡が入りました。

 

「現状の図面のまま施工すると、フラット35の構造検査に通らない」とのこと。

それはつまり、このままだとフラット35の融資は受けられない。

しかも、検査に通らないと上棟もできないそうで。

 

 

もう夫婦そろってはあーーーーー!?

ですよ。

 

 

遡ること約一年。。

私たちは、設計初期段階より、「フラット35で借り入れをしたい」旨を伝えていました。

それは、この先の変動金利上昇の可能性を心配した、主人のたっての希望でした。

設計事務所側は、「フラットを使うと要件や制限もいろいろあるし、民間の融資でいいのではないか?」と難色を示していましたが、主人が頑として譲らず、

フラットに適合した設計をしてくれたのでした。

…と思っていました。

 

なのに…この段階でフラットが使えないってどういうことなんじゃー!!!

 

出産前日の病室でも、手術室に向かうときも、なんなら産まれた直後も、

頭の中はずっと

「借り入れどうしよう??」でした。

変動金利ならどこの銀行にしたらいいか、

金利が上がった場合に設計事務所は責任をとってくれるのか?

せっかく書類いっぱい集めて審査も通っているのに、また一からやり直しなのか。

そもそも審査通らなかったらどうするんだろう?工務店から借りるか?

 

などなど。

次女よ、産むときに全然ちがうこと考えてる母ちゃんでごめんよ。

全く集中できなかったー…。

 

主人も、手術の直前まで設計事務所と電話でやりとりしていて不穏な雰囲気だし、

本当に今思い出しても、なぜこのタイミングなのだと。

今までもかなり我慢してきたけど、今度は本当にやらかしてくれたな、と怒りが収まりませんでした。

 

どうしてくれようか。

っていうか、借り入れどうするんだよー( ;´Д`)

 

続きます。

 

 

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