有名建築家に依頼して注文住宅が出来るまで

ローコストではないものの、予算ぎりぎりのこだわりの家造り。完成までの苦労話や注意点などをご紹介。2015年8月完成しました。

主人のパース作り



こんにちは、あさきちです。

前回と前々回は建築家選びの記事ということで主人に書いてもらいました。

 

 

 

 

そしてこのテーマ、まだまだ完結していないのですが、

仕事の合間を縫って記事を書いてもらっているので、次回の更新がいつになるか

未定です…。

 

そこで今回は、前回の記事で公開した主人のパースについて少し触れてみようと思います。

専門的なことはわからないので、素人目線からになりますが。

 

まず、前回もご覧頂いたこちらのパース。

f:id:emalisa:20150627190351j:plain

 

設計事務所ではなく、主人が作成しました。

LDKだけではなく、外観や主寝室、お風呂場などもあります。

しかし、この完成形に至るまで、めちゃくちゃ時間がかかっています。

 

どんな家を造りたいのか…言葉では伝えきれない思いをパースにぶつけました。

間取りを確定させる前からコツコツと日夜パース職人と化す主人。

 良いアイデアがひらめいてしまったり、ノリにノッてしまうと、夜が明けるくらいまで

没頭していたこともありました。けっこうな頻度で。

 

窓から入ってくる太陽光の角度なども季節や時間帯によりシミュレーションし、

照明の色、明るさ、キッチンの大きさや形、壁面収納の割り振り、飾り棚の高さ、奥行き、使用する大理石の色、模様、そしてLDKのメインともいえるblack glass、何度も何度も幅や高さを調整したり、光のうつりこみ具合などを確認したり…。

黄金比白銀比を使い、最も美しい配置になるよう、ミリ単位で調整していました…。

白銀比ってそれまで知りませんでした…。

 

こうした毎日の試行錯誤の結果、我が家のパソコンには、何百枚もの

試作パースが残されています。

同じような画像の連続なのですが、ほんのわずか変えてあったりするのです。

それでも納得できずに暇さえあればパースや図面とにらめっこする主人。

ここまでくると狂気すら感じます。

もともとこだわり性なのですが、正直ここまでとは思いませんでした。

 

「こっちのパースとこっちのパース、どっちがいいと思う?」と主人。

 

…うーん、どっちでもいい!ていうかこれとこれ違うの!?

この数ミリの調整のために一晩中考えてたのかーい!!

というようなこともちらほら。

 

そんなこんなでこの完成形パースにいたるまでの期間…

約1年半

 

根がズボラで適当な私には到底できませぬ。

 

そして、私がなにより恐れていたこと。それは、理想と現実の違い。

ここまで精力をつぎこんで作り上げてきたパース。

理想の形は完璧にできたけれども、現実にできたものが違っていたら意味がない。

もし現実があまりにもひどく、主人が絶望してしまったらどうしよう、と。

 

なので、前回の記事で見ていただけたように、パースと寸分違わず作成してもらった

家具、それらを見て感動する主人。

その主人を見て、私はほっと胸をなでおろしたのでした。

 

パースについて詳しくはまた主人から説明してもらうとして、

今回は素人目線で書いてみました。

またちょこちょこと公開していけたらと思います。

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