有名建築家に依頼して注文住宅が出来るまで

ローコストではないものの、予算ぎりぎりのこだわりの家造り。完成までの苦労話や注意点などをご紹介。2015年8月完成しました。

不動産屋に気をつけろ!〜土地探し〜



さて、家を建てる土地を探し中の我が家。

毎日不動産屋さんから連絡が来ます。

 

「もしもしあさきちさん!おすすめできる土地があります!

 今から見に行きましょう!!」

って感じで、なんと家まで車で迎えにきてくれます。

そしてまずは店舗に連行され、チラシの山を見せられる。

物件の中からいくつか選んで、ぐるーっと車で見に行きます。

 

車で現地まで行くのでとっても快適なのですが、

駅から歩いてみた感じ、とか、周りの雰囲気というのはわかりづらかった

ですね。

 

そして現地でですね、「これいいなあ」とか少しでも口走ろうものなら

ぐいぐい食いついてきます。

その場で売り主の業者に電話なんかかけちゃったりして、

「明日までに申し込みをすれば、これくらい値下げできます!」

「今申し込みが入りそうな状況みたいです!急がないと!」

とか言ってきましたね。

こちらもちょっと気に入った物件だとテンション上がっちゃってるんで、

「あ、じゃあ・・・」となりかねないのですよ。

 

一度、この土地いいかも!申し込みをしようかな〜と漠然と思っていたら、

「明日だったら契約できるみたいです!手付金はいくら払えますか?

   300万円くらいでどうですか!!」

なんて本当に強引に進められてしまって、あやうく契約までしそうになったことが

ありました。

その時は、300万円という数字にびびってしまったのと、こんなに急にすすめるなんて

罠じゃないのか・・・と、不動産屋さんに対する信用が薄れてしまい、

「明日までにはとてもじゃないですがお金は用意できないので・・・」

と、借金取りに猶予をお願いするようなかたちで、契約を取りやめてもらいました。

 

 

そして後日、さらに信用を崩壊させるような出来事が起こりました。

なんと人身事故(ちょっと大げさかも)です!

 

物件巡りの最中、車で歩行者を追い越す際に、歩行者の方の腕(だと思います)に、

サイドミラーが当たったのです。

「あ!当たった!」と思ったのですが、その営業マンは止まりもせず、

何事もなかったかのように通り過ぎていくのです。

「これ、大丈夫なのかな・・・けがはしてなさそうだけど・・・」

とモヤモヤしていると、

ぶつかられた歩行者の方が、追いかけてきました!

 

歩行者:「ちょっと!今ぶつかりましたよね!!」

 

怒っています。そりゃそうだ。謝りもしてないんだから。

すると

 

営業マン:「あー、すいませーん」

 

へらへらしながらこの対応!!

車を降りもせず、けがの有無の確認もせず、そのまま走り出しました。

車に乗っていた私たちも、ぶつかられた方も、ぽかーんとしながら

何も言えず・・・。

その後の車内でも、すみませんでしたの一言もなし。

大事にはならなかったけど、あまりにも誠意のない対応だと思いました。

きっとこの人は、何事に対してもこうなのだ。

「この人から物件を買いたくない!」

信用が地に堕ちた瞬間でした。

 

この事件から心なしか連絡がくる頻度が落ちた気がします。

多少なりとも悪いことをしたという自覚があって気まずくなったのでしょう。 

結局我が家は、この不動産屋さんから土地を購入することはありませんでした。

(最後はかなりしつこく食い下がられましたが。)

 

土地探し、一体どうなるの?次回に続きます!